<安住の灯 震災列島に生きる>第3部 仮設は出たが(2)戻った自宅 人影なく

被災した自宅を修繕し、地元に戻った斎藤さん一家。周囲の荒涼とした風景は変わっていない=宮城県山元町坂元

 ドアを開けると、家々がなくなった荒涼たる風景がいまだに広がる。人が消えた地域の行く末に不安が漂う。  海風が頬をたたき、外を舞うカラスの鳴き声。「気を付けていってらっしゃい。鍵は持った?」。朝、中学生と小学生の息子2人を学校に送り出す夫婦の声が空に吸い込まれる。  宮城県山元町坂元のケアマネジャー...


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2019年02月28日木曜日


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