<安住の灯 震災列島に生きる>第5部 漂流 出口求めて(5)二重生活  どこへ帰る

妻や娘と離れて単身赴任する原田さん。仕事帰りに買った食材をテーブルに置き、夕食の準備を1人で進める=福島県富岡町仏浜

 夜、買い物袋を手に明かりがともっていない自宅に帰る。「お帰りなさい」の声はない。妻と娘たち家族は福島県富岡町から約80キロ離れた郡山市内のもう一つの家に住んでいる。  東京電力福島第1原発事故に伴う町の避難指示は、2017年4月に帰還困難区域を除いて解除された。町企画課長の原田徳仁さん(48)は平...


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2019年03月30日土曜日

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